これからという時代を見て・・・3月11日慰霊祭のお誘い

夕方でも、朝でもありません。岩泉の午後2時。二月は日照時間が短いです。

夕方でも、朝でもありません。岩泉の午後2時。二月は日照時間が短いです。

東北にここの灯をともす会は、「三陸ともしび」(クリックしてご覧下さい)と改名いたしました。

三陸岩手でのボランティア活動うをはじめて1年。
ますます活動を継続し展開していきます。
なぜなら…被災地復興活動=(イコール)現代の復興 だと考えるからです。
被災地の問題は、私達の日々の問題でもあるのです。特別な人々ではありません。
「ボランティアたちが発信する地域の未来」
何もなくなったところから発信しようと考えます。

力つよい活動と一緒に考えてくれるサポーターさんも現れ、支えになります。
こうした、継続した心で一緒に考えと行動を共にしてくださる方をどんどん募集し続けていますので、若い方で被災地で仕事をしてみようか?!と少しでもお考えがあれば、いきましょう!

この取り組みは震災以前からの日本の地方社会の持つ問題解決への絶好の機会だと考えられます。
共有することが、日本の平和へ、「日出ずる国日本」の善き姿勢への現れだと考えています。

次回の活動は3月9日〜11日
コレといった目に見える活動という活動はおそらくしません。
3月11日午後2時46分の慰霊祭の場を共有し
心静かに、多くの旅たたれた魂に祈りを捧げます。
是非いらっしゃいませんか?

今、私が10年来の、風邪をひいて、よわまっていますので、計画を短く、10日・11日のみにするかもしれません。1泊2日です。金曜日の夜に経ちますから、「それなら!」と動向できる方名乗り出て下さ〜い。

2月28日岩手は岩泉工房より届きました☆彡

虹(にじ)マット ¥8400

虹(にじ)マット ¥8400


山(やま)マット ¥8400

山(やま)マット ¥8400


海(うみ)マット ¥8400

海(うみ)マット ¥8400


毎月2回。
岩手は岩泉町で織られる【織り織りのうた】『ヨーガ・マット』や、『メヘンディー調甲あて』『岩手日報エコバッグ』が届きました。

この一週間、珍しく(10年来!)風邪菌と奮闘中の早野は、届いた「力」によって、すっかり元気になりました。
被災者の毎日は、大変な力です。大変な意志で日々を暮らしています。とても楽しく織ってくださる、編んでくださる、折って製作くださる手の温もりが商品から感じられるのです。
さあ、この数々を、私は皆様の手元へと繋ぎたいと思います。
ひとりでもいいです、その「ぬくもり」「感じ」「力」を共感ください。

☆彡ヨーガ・マットの完成品の数は、前回に引き続きすごい数です。
虹マット3枚、山マット(今回は明るい実を思わせる色が入っていますね)2枚、海マット2枚です。7枚です!以前は、月2回合計して10本いくか、いかぬかでしたから、そのレベルがおわかりいただけるかと思います。
織り上げのスピードがあがっているのか?冬の寒さで、織りに徹している時間が長くとれるのかもしれませんね。ちょうど送られてくる数日前、岩手はドカ雪が降ったとか。当初は冬は織りが進まない。きっと織りにもこれないだろうから【織り織りのうた】は一時ストップかな〜、欲しい方には待っていただくしかないだろう…などと、工房をたったひとりできりもりしてくださっている和久石タイ子さんと話をしていましたが、何ら心配ありませんでした。・・・まあ、今年はそうだったということです。天候など自然と共存する生活では、どうなるかなんて先のことは見越せないのです。

☆彡【メヘンディー調甲あて】については、実は、実は。。。いろいろありました。
織りと違い、個人様が仮設のお家にいて仕上げます。織りには関わりたくても、家を空けられないのでできない訳です。
家にご婦人は居て、海に出て復興するご主人に食事を運ばねばならなかったり、あるいは介護をしていたり、あるいは、他の稼ぎ仕事をしていたり・・・といった方々8名の編手さん。
皆の編んだ品は、編手さんによって、微妙に・・・いえ、かなり仕上がりが違います。
どんな仕上がりであろうと、「編むこと楽しむ」が最優先の我々の支援ですから、これまで、作品の良し悪しを言ったことはありませんでした。
本当に編む作業によって心が救われ、編む作業をこころから愛し楽しんだら、きっと、これをもらう方のことを考える日が必ず来るとおもっていたからでした。

11月から、たくさんのメヘンディーがしあがってきました。…正直。基本的なことですが、足が入らなかったり、靴下部分が少し短かったりと、商品として、「困ったなあ」があり、商品として売り出すことさえできないものがあったんです。材料費のみかかるので・・・う〜む。
2月26日、編手さんであり、織手さんでもある久米子さんから☎がきました。
商品にならないもの、あるでしょ?
直すから送りかえしてくださいな。
「これを手にした人に喜んでもらいたいもの。」「確か、変なのがあったはず、なおしますから。」と。

「ああ!」と涙がでました。
喜んでもらいたい。
使ってもらう方が笑って欲しい。というのです。
久米子さんは、他7名の作品をみていて思うところがあったのでしょう。
言葉に甘え、メモをつけて送った私のメモに、いろいろとコメントをつけ、解いたり糸を足したりして仕上げてきてくれたんです。

これを「手しごと」というのではないでしょうか。
ホンマモンの手しごとです。
作者さんのこころは、手にする人のことを思っての「しごと」なんです。

☆彡【岩手日報エコバッグ】については
こちらもたっくさん折られて製作されました。
雨ニモマケズですよ〜
先日私は雨にびっちょりとぬらしてしまいました。
ああ、ダメだなあとおもっていたら・・・翌日一層丈夫になっていましたあ〜

さあ、こちらもさらに楽しく製作されたと想像できる方々のバッグですから、是非どうぞ。
以前、製作者の方が工房にいらしたのです。作業しつつ口も同時に動く方で、オモシロイのなんのって^0
^漫才です。久々に大笑いしたんです。そうやってこたつを囲んで楽しんで折って製作されたのでしょう〜♡

たくさんのメモのやりとり。

たくさんのメモのやりとり。


素晴らしい、共感する記事が上手に選ばれています。

素晴らしい、共感する記事が上手に選ばれています。

ぺんぱるプロジェクト


【三陸のともしび】の活動として、現在は【織り織りのうた】プロジェクトの場つくりや、東京との繋ぎの活動で、現地に行くことがあります。
毎月の活動に、隔月で参加し続けてくださっている小林真希子さん。
自らは、インドはシヴァーナンダ・アーシュラムに毎年年末年始訪れ、グルデヴ スヴァーミー・シヴァーナンダ師の教えと響きを受け、実践されている方です。
今回、その小林真希子さんのアイディアによって、プロジェクトが動きはじめています。来月3月の訪問は、ちょうど震災から1年なのです。

小本へ『応援メッセージ』を届けよう!

復興支援チーム『三陸のともしび』では、震災から1周年の日である平成24年3月11日に、岩手県岩泉町の小本地区で被災した方々に応援メッセージを届けようと思っています。日本一大きな町がほんのちょっとだけ海に面している地区がこの小本。このちっちゃな地区に、あなたの大きな心を届けませんか?

震災から11ヶ月目に小本を訪れた際、冬物衣料の物資を受け取りに来たおばあちゃんが漏らしました。『海はもう嫌だ。怖くて行けね』と。ちょうど震災の時もワカメの収穫の季節。ワカメを見る事で辛く恐ろしい津波を思い出してしまうのでしょう。震災の事実を受け止めて、そこから前に進もうと懸命に動き始めている方々もいれば、震災という悪夢から抜け出せず、今を生きるのが精一杯の方々もいらっしゃいました。

そこで、被災された小本の全世帯の方々に、まだまだ皆で応援していますよ…と応援の声をお伝えする為に、手書きの応援メッセージをお届けしよう!となりました。皆さんの被災地を思う気持ちを、お手紙や絵、俳句や写真などにしてお送りいただけないでしょうか?震災のあの日、自分が何を思い、何を考え、どのようにこの1年を過ごして来たのか。皆さんの素直な気持ちを言葉や絵で表現していただければ、きっとそのままの温かい心が自然に伝わる事と思います。海に恐怖心を抱いているお母さんに、新たにゼロから海と向き合っているお父さんに、青春が震災の記憶と共に残る学生君達に、皆さんからの応援を送ってください!
小本全世帯には、最低でも100通のメッセージが必要です。お一人で何通書いていただいてもかまいません。ぜひ、ご家族やご友人にもお声かけいただき、ご賛同&ご協力をよろしくお願い致します。

○募集詳細
応援メッセージ
手書ききのお手紙、絵、詩、俳句、川柳、写真、などなど一文や一言でも結構です。
被災された家族や友人を思うような気持ちで、メッセージをお書きください。
お子様の明るい絵などもきっと喜ばれると思います!
※ 必ず、差出人(皆さん)のお名前とご住所を明記してください。
※ 返信用切手50円を同封してください。
(こちらで返信用のハガキを用意し一緒に配布します。)
被災者の皆さんがご賛同くだされば、皆さんにお返事が届く事でしょう。もしお返事が届きましたら、相手の方のお話に耳を傾けてください。そこからお手紙のやりとりをしながら、末永い心のケアにご協力いただけたら嬉しく思います。(無理であれば事務局が対応致しますので、ご連絡ください。)

送り先:〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉村木22-1 織り織りのうた 岩泉支部
※複数お送りいただける場合、一通ずつ50円切手と一緒に封筒に入れていただけるようお願いします。
締め切り:3月9日必着
お問合せ:三陸のともしび
事務局:〒168-0073
杉並区下高井戸1-25-18-C

☎ 03-6304-6371
fax 03-6304-6372
oriori(アットマーク)tryambakam.jp
*アットマークを@に置き換えてください。

岩手日報エコバッグで、暖房費集まっています!

R0017782
早野です。
皆様に御礼申し上げます。
東京狛江市トリャンバカム・ヨーガ・センターでのヨーガのレッスン後に、被災者が暖房費を節約している話をしました。
『岩手日報エコバッグ購入』によって「心のエコ活動」をしましょう〜!と。
全くの他人ですが(家族でも親戚でもありません)、その方々のことを思って事をすると、心が浄化され、心で余計な事を考えなくなり、つまり心のエコなんです☆彡

『織り織りのうた』では、12月の訪問の時、織りに参加できない岩泉の女性によって製作される「岩手日報エコバッグ」を目に留めました。
とても丈夫であり「岩手日報」が毎日報道してきた「被災地からーてんでんこー」の記事を利用しているところが大変貴重だと思いました。
実際は四万十川で誕生したときいている新聞紙によるエコバッグですが、岩泉では、形も素材もオリジナル!この作品も応援商品とし、『織り織りのうた』のサポーターになれば!と考えました。

売上金は平等に行き届かないかもしれないけれど、
今日が寒いのですもの。今が寒くて寒くて…なんですもの。
『今』必要な暖房費を、出来る限り、出来る範囲でいいと思い、皆様へ呼びかけています。
もう、数週間でしょうから、今できること・・・です。

現金にて買っていただくことになるので、自由に選択ください。
確かに、実用性は…?かな。しかーし、なかなかですよ〜♪
これを購入するには、
今日のおやつ代の減額です。
が、誰かがあったかくなって、
ご自身のこころも…あれ?あったかだ・・・。
もしも疑いの心があるのなら、「信頼」という壁でしょうから、これまでのこちらの過去のブログをご覧ください。
この「よびかけ」の一歩に、何の戸惑いもありません。
「祈り」のバッグです。
みながぽかぽかな心を味わいましょう。
できることをすることが、ぽかぽかな心でいられるヒケツなんです!

集まった募金は、すぐに暖房費として使っていただきましょう。
我々『三陸のともしび』が、関わっている場所だけなのでは?と不公平にお感じになられるのかもしれません。一見、あるいは一時的にはそうなるかもしれませんね。しかし、よい働きかけは、必ず平等な心によって解決され、あらゆるところでも同じような活動へと拡がるきっかけになると信じています。

2月16日㈭
 ママサークルにて4093円
 トリャンバカム・ヨーガ・センター夜ヨーにて3000円集まりました。
2月17日㈮
 フレッシュ・ヨーガサークルにて3450円
2月18日㈯
 トリャンバカム・ヨーガ・センター朝ヨーガにて42700円集まりました。
2月20日㈪
 朝ヨーガのみなさん1,100円
2月21日㈫
 朝ヨーガの皆さん1,800円
お買い上げ、ありがとうございました。
岩手日報エコバッグ、岩手から3箱もとどきましたが、のこり一箱となりました。
今回購入いただきました方の中には、万単位の値をつけて買われた方もいらっしゃいます。
確認しておきますが、
これはヴィトンでもグッチでもなく岩手産のコタツで織られているバッグだということ。
この他、当初から【織り織りのうた】プロジェクトで協力いただいている寺崎慈子さん(ニット&カフェ悠遊経営)の心の歌コンサートでも売っていただき、18000円に昇りました。

ありがとうございました。
合掌

2/15 発送いたしました。





2/15 ヨーガマットラグ5本を発送いたしました。

ご注文頂いた方々、たいへんお待たせいたしました。
年末年始に織り手さんが、たくさん織り進めておいてくれました。

岩泉工房は外はまだ寒いですが部屋を温めて、冬ごもりは静かに織り物に集中できる時期ですね。
内陸の岩泉より、沿岸の小本は少し早く暖かくなっている気がします。
春よ来い。はーやく来い。

お問い合わせ、そしてご注文ありがとうございます!


織り織りのうたヨーガラグマットについて

「実物見て買いたいんですけど。」
「在庫届き次第いつでも買いますので待ちます。」

などたくさんのお問い合わせを頂いて誠に申し訳ありません。
受注生産ですが、皆さんにおまたせして生産が間に合っておりません。
目下、生産体制の増強を検討中です。

東京隊も補充で織っております。しかし残念ながら岩泉工房の品物が美しいのです。
三陸のお母さんたち数ヶ月で驚異的な上達を遂げています。
仕事の基本を決める縦糸の張方、裂糸の緻密さ、端の始末、全体の見事な織柄。
品物が届くたびに唸ってしまいます。

”凡夫たる工人からどうして成仏している品物が生まれてくるのか。仕事を見ていると、そこには心と手との数限りない反復があることが分る。有難いことにこの繰返しは才能の差異を消滅させる。下手でも下手でなくなる。この繰返しで品物は浄土につれてゆかれる。この働きこそは、念々の念仏と同じ不思議を生む。” 柳宗悦「南無阿弥陀仏」

宗悦の言葉を思い出しました。
ぜひ多くの方に手に取っていただきたいものなのです。

そのためには。。

いま、わたしたちにできる支援活動のお願い

新年の御来光。三陸は本州一の最東端です。最も早く太陽が昇ります。

東北にこころの灯をともす会は、名称を「三陸のともしび」と改名しました。
ともしびを絶やさず、小さな灯を、日本中で大事にしていくためです。
http://sanrikutomoshibi.wordpress.com/

*************
私たちが取り組んでいる「いま、わたしたちにできる支援活動」です。
もし皆さんが、活動に賛同していただけるものがあればぜひご参加ください。

支援物資
防寒着やウィンドブレーカーなど筆頭に冬物衣料全般(重ね着されますので大きめサイズが好まれます)、マフラー、手袋、あったか帽子、腹巻きなどの防寒グッズ(ワンシーズンしか着られない幼児&子供ものが大変喜ばれました)、生活用品&消耗品などなど何でもです。あれば必要としている方々が使ってくださいますので、これはどうだろう?と思う物でもなんなりとお送りください。特に新品のものであれば、シーツやタオル、靴下や下着など一旦は需要がなくなったものも必要としている方々がいらっしゃいますので、ぜひお送りいただけたらと思います。

*冬物衣料の支援物資の募集は終了いたしました。
2/12に小本仮設団地にて配布いたしました。ご支援誠に有難うございました。

仮設文庫
岩泉町では仮設住宅が二カ所に分かれていて、昨年お送りいただいたものは海岸に近い小本団地に設置させいただきました。今回は内陸にある岩泉団地の方への仮設図書館設置を考えています。前回と同じように、絵本など子供の本から小説などの文庫本、趣味やお料理の本など、なんでも大歓迎です。趣味本と一緒にその素材をお送りいただけると(例えばニット本と一緒に毛糸と編み棒を…など)、手に取った方の喜び倍増です!

*仮設文庫の募集は終了いたしました。
2/12に小本仮設団地にて配布いたしました。今後、本棚などの充実を検討中です。

みどりプロジェクト
閑散とした仮設住宅や津波で流された跡地など、至る所に緑を植えて行こうと考えております。少しでも暖かみのある町を興していけるように、環境整備をしていけたら…と。まだまだ雪の降り積もる現地には早い話なのですが、お花や草木の種や苗、園芸などに使うシャベルやジョウロなどのグッズなどなど、これから募集をしていきますので、心の片隅にでも留めておいていただければ嬉しく思います。

2/12に小本仮設団地にて配布いたしました。春先に再開予定です。

織り織りのうた素材
これからもどんどん織り織りのうたプロジェクトを進めて行く上で、素材が足りておりません!着古した衣類やシーツなどの布地も大募集です。タオルやデニム、ビニール素材以外の物ならなんでも利用できますので、色褪せ、ちょっと穴開き、少し染みありでも構いません。実際、着古した布地(特に綿)の方が繊維が柔らかくなっているので、とても触り心地の良いマットに仕上がるのです。ご自宅に眠っている古着や布地 がありましたら全て無駄なく活用させていただきますので、ご家族やお友達にもお声かけしていただき、どしどしお送りいただけると助かります!

ご支援誠に有難うございます。引き続き募集中です。

以上、物資の送り先は、

027-0501岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉村木22-1
織り織りのうた岩泉支部
TEL090-7793-2118

となります。
毎月9日までに送付していただけると、現地入りした際に仕分けしすぐに配布することができるのでタイムリーです。また外側に『支援物資』または『織り素材』など、品目を明記していただけると仕分けの際、大変助かります。

続いて、被災地以外でもできるボランティア活動のご案内です。

はた織り機募金
織りのスピードが注文に追いついていない現状を打開する為に、機織り機の購入を考えています。1台15万円ほどする機を新たに投入する事で、織り手さんの人数を増やす事ができ、織り上がり枚数が増え、現地にさらなる収入をもたらせることにつながります。ご賛同いただける方には、別途、振込先のご案内をさせていただきます。

織り織りプロジェクト商品の販売
たくさんのご注文をいただきありがとうございます。雪に閉ざされ、機のある工房まで足を運べない日もあり、織りの仕上がりには時間がかかっていますが、在宅でもできる編みの方は順調です。マットを購入してくれた友人に聞くと、素材を送った人の何かしら力になりたいという温かい心と、震災に負けず復興したいと願う被災者の方々の強い心が交わり、なんとも言えない素晴らしい感情を得られる作品だとか… ぜひこの震災を忘れない為にもご自宅に一枚いかがでしょう?そして贈答用としてもいかがですか?
追記ですが、近日中にマットより1/3くらいの大きさの小さ目のマットの販売を開始予定です。玄関やお風呂のマットとしてご利用いただけるサイズです。乞うご期待!

織り織りのうたパンフレット配布
織り織りのうた、そしてメヘンディを宣伝してください!息の長い復興支援とする為にも、商品が売れて行かなければ成り立ちません。たくさんの方々の思いが機織機によって紡がれ、日本中の絆の象徴のようなマットがたくさんの方々のお手元に届きますよう広めていただけたら幸いです。HPからダウンロード可能となっていますので、ぜひご親戚やご友人にお声掛けしてくださる時にでもご利用ください。

織り素材の下ごしらえ
もし物資を送る前にお時間があるようでしたら、織りの素材の下ごしらえをしていただくことが被災地支援につながります。Tシャツなどは、裾や襟ぐり、袖口や肩口の縫い目、タグや刺繍など、二重縫製されているところを切り取って一枚の布としてからお送りください。一般のTシャツであれば、前身ごろ、後ろ身ごろ、両袖の4枚の布としてお送りいただけると、あとは織り機で使う紐上に切るだけとなるので、とってもとっても時間の短縮となりマット作成のスピードがあがることになるのです。

織り織りのうたプロジェクト東京支部
調布にあるニットカフェ悠遊にて、ヨギー達が機織機を使いヨーガマットを織り進んでいます。基本的に火曜日と土曜日に集い、少しずつ少しずつ織り進めているようです。織るだけでなく、上記した素材の下ごしらえなど、人がいればいるだけ作成のスピードをあげることができます。もし手を動かしての支援にご興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度参加されてみませんか?問い合わせは、oriori@tryambakam.jp です。

ぺんぱるプロジェクト
物資的な支援はある程度先が見えてきたような感じですが、今必要とされているのが心のケア。私達は毎月ボランティアで訪れた際に、仮設住宅の各戸のドアをノックして回り、お一人お一人のお顔を拝見しながらニーズなどをお聞きするように心がけていますが、お仕事だったり外出されていたりで、実際にお会いできない方々も多いのです。一月の限られた週末だけで、全戸のお伺いをすることには限界があります。そこで、都会にいる皆さんのお力を借りようと思い立ちました。実際に被災地に足を運べない方々に、震災のことから離れた所にいる皆さんからの言葉を届けていただきたいのです。ご家族や親類などを亡くされた方々も多く、外部とのコミュニケーションの先が限られてしまっている方々に、まだまだ応援している私達がいるのですよ…という心を文字に綴って伝えていただきたいのです。反対に、東北のおばあちゃんやおじいちゃんの知恵をいただくこともできるでしょう。文通が続けば、実際にお目にかかりに東北を訪れる事につながるかもしれない… そうしたら現地にお金を落とすボランティアにも形を変えて行きます。継続した長い支援の輪を広げて行きましょう。2月に現地入りする際に、初回分のお手紙を持って開始させたいと思っておりますので、もしご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひ東北に家族を持つような期待と共にご賛同ください!

以上、物資送付以外の詳細やお問い合わせは、直接メールでお送りください。

最後になりますが、もう一つご案内させてください。

【織り織りのうたプロジェクトお話の会】
2月5日(日)17;00より
荻窪の友永ヨーガ学院内にあるカフェアンナプールナにて

報告会をさせていただくこととなりました。岩手と宮城での活動を写真を見ていただきながら報告。シバナンダアシュラムの震災との関わりと、インドでお見せしたスライドショーの上映。そして今現在の活動の紹介をさせいただく予定です。告知期間が短いので閑散としてしまいそうな予感… お近くにいらっしゃるようでしたら、ぜひ足をお運びくださいませ!

ご質問、お問い合わせ、ご意見などなど、お待ちしております。

1日と15日に発送します♪

2月1日の今日、虹マット2枚と海マット2枚が届いています。
山マットはありませんでした。。。。
ご希望の方、しばしお待ちください。

今夜はこのマットを荷造りしながら、織手さんと町のお話を・・・
織手さんの作業は、通うところから始まります。
岩泉町小本の仮設団地から、岩泉町村木の【織り織りのうた】工房までは車で30分。電車もなく、県北バスがその道を繋ぎます。かつて昔は、それはそれは時間のかかる距離でしたが、山々を貫くトンネルができてから、あっという間になりました。この30分で、内陸から海側へ。気候も全くかわります。おなじ岩泉町の中でびっくりする程の差です。「日本一大きな町」というだけあります。

海側は、海がありますから、ぽかぽか。この時期気温は低いですがまだ雪もなく、朝陽の昇る海です。
山側の内陸は、それはそれは雪深くなる場所です。日本一の氷点下を記録するほどの凍てつく寒さ。山も岩山で、水は硬水。美しくも大自然の厳しさと背中合わせの内陸です。勿論内陸は津波の被害には会いませんでしたが、この内陸の町が、被災地小本の方々を支えています。

ここを織手さんは毎日通います。
自家用車で通いますが、内陸の雪が深くなれば、運転も見合わせなのです。
工房に通える時間も限られた中、
2週間で織り上がるマットの数は、多くて5枚。
つまり、1ヶ月で10枚織り上がるというのは、大変なことなのです。

皆様にはお待ちいただいておりますが、
仕事が続くことこそが、
織手さんの励みになりますので、気長にお待ちいただきながら、多くの方のお手元へ、皆さんで作り上げているこのマットが届いたらいいと・・・思っている【織り織りのうた】事務局でっす。