12/8(土)今週末、いよいよ開催!!被災地三陸と繋がるみなさんとの集い!

いよいよこの週末に開催です。
私達に、さまざまなことを教えた東日本大震災、津波、原発。
あれから2年目を迎えようとしています。被災に遭われた多くの方々は、まだつい先日の出来事のように、突然のショックや今後の不安と向き合っている日々というのが現状です。被災という直接的な被害から少し離れた周囲の私たちはといえば、あの日以来、自然から多くのことを学び、そして行動としてチェンジできる余力をも与えていただいたのだと、そんな風に・・・行き来していて思うのです。
そして口添えして強く思うことは、社会という秩序の上を守りつつ、順序だって望みを訴えるしかない社会の体制と向き合ったこの期間を思い返すと、やはり大きな通過点です。被災者の立場になって考えることができる力を残している私達は、今おこっている問題は、これからの自分の問題と再々度認識してではなく、まったくイコールである現状をのわかりやすい時代です。

本田技研㈱社会活動推進室様より届きました

本田技研工業㈱社会活動推進室より14箱


ありがとうございます。
先週も6箱を送ってくださいました。
本田技研㈱さまは、企業としての社会貢献のみならず、こうして被災地のボランティアグループへの支援を思い、会社ぐるみ、社員のみなさまで、常にリサイクルを意識したはたらきかけを行なっているそうです。写真を拝見しましたが、完璧に古着を種類ごとに分別され、箱をセットし、回収する環境がつくられていました。脱帽です。

私たち小本仮設での【織り織りのうた】手織りのマットの材料のみならず、陸前高田での布ぞうりプロジェクトの布も送るサポートをしているそうです。
ありがとうございます。
是非、12月8日の交流会でお会いできるといいです。

合掌

12/8 織り手さんのお話と物産店は楽しみいっぱい ♪

12月8日に開催する【年末交流会+岩泉町の織り手さんのお話と物産店】は、
これまでの活動のご報告とお礼を含めての拡大版、東京×岩泉でお送りします!

狛江初登場!岩泉のおいしい物産店
★岩泉町叶屋さんのまごころ林檎先着100名様分!早いものがち〜:仲良し夫婦とお婆ちゃんが育てたあまーい岩泉林檎をお届けできることになりました。
★織り子さんお手製、元祖三陸小本の昆布!
本業は昆布業をしてました。乾燥機やら、昆布をととのえる機械が全てながれてしまいまいたので、今年は天然干しの昆布をつくってみたよ〜と。ほんの少しですがと。こちらも先着順。
小本の昆布は、小本の鮭と並んで料理人がこぞって探す味わいのある海産物だそう。
希少ですから、欲しい方はお早めに。
早野商店の人気急上昇中ほおずきんちゃん商品
いわいずみ道の駅より、自慢の品々。おススメは・・・
龍泉洞の水や、地サイダー、どんぐりクッキー、さらに・・・来てのお楽しみです。

一日限りの岩泉DAYです!お誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております。
年末交流会告知ハガキ

参加費は、無料〜ドネーション寄付
*今回の催しは皆様からの寄付金によって企画運営させていただいております。
当日の募金と売上は会場経費をのぞき、岩泉町への復興支援金とさせていただきます。

あわびの口開け

11月22日あわびの口開け


被災地小本は小さな漁港です。
今朝は早朝から10時まで’あわびの口開け’でした。
20日の深夜から一気に冷え込んだ東北。山間は吹雪いたといい、翌朝通ったわたくし自身もその凍つく寒さを体験しました。
三陸の海側は、山を超えた東ですから、比較的暖かいので、カラダが楽で助かります。

漁師のおっとうさんは、「さあ!」とメガネ(水面に、「めがね」を入れて、海の底を見る、一見木の箱。箱の底が水中めがねのようになっています)をかつぎ、なが~い棒をもって舟を出します。
おっかあさんは、車で海まで送り、食事のしたくをしてまたお迎えにいきます。
こうして、暮らしの糧を中心に家族が力を注ぎ合うカタチこそが’しあわせ’のカタチなのですね。

これまで、夏の’ウニの口開け’からさまざまな’口開け’を見ました。
‘口開け’というのは、殻から身を取り出すことではなくて、「その年の漁はじめ」ということもしりました。
2012年、津波の被害を受けた漁港は一年ぶりの漁の再開の日々と向き合っています。
同じような漁はできませんが、一歩一歩です。
それぞれが、自分のやってきたこと、できることを全う…’てんでんこ’でがんばっぺし。

さ、木曜日の今日は、織りの材料が届いたりします。こうしていただいてはじめて織れるのです。
「織り織りのうた」の織り子さんの姿勢が、被災に遭われた方々の励みになったり、
「織り織りのうた」ヨーガ・マットを広め、モノというものを考えるきっかけつくりができればそれでいいと思います。
その環境つくりをする人である、今日の私です。

oriori no utaco

ところで、アワビ名人より聞いたアワビのとり方っていうのも、なかなかおもしろい話でした。
簡単に話しの要点をまとめると……ようは、アワビになって(アワビの気持ちになって)捕るということなのでしょう。確かにそのおっとうさんを見つめていると…アワビにも、ウニにも見えてきます。

年末交流会+岩泉町の織り手さんのお話と物産店

「この『織り』に会えて、本当によかった。」
「そうね。自分の自由に仕えるお小遣いもできて、この間〈パン焼き器〉買っちゃった♡」
と、織り子さんの会話です。

昨年2011年11月の販売開始から毎月6〜7本、多い時で10本を、楽しんで織り続けてくださいました。
(6月から企画をして販売までの準備も、随分苦労しました…)
1年が経過し、まもなく100本目に入ります!
おそらく東京に訪れる実演販売中に100本達成になるでしょう!!
記念すべき100本目は、どなたに渡るのでしょうか?!

12月に下記の日程で、織り子さんと共に東京へ脚を運ぶことを予定しています。
皆様との時間を過ごすことをしたいと思います。
被災に遭われた織り子さんがなにかお話できるか…といったことは、
今日までなが~い長い毎日でしたし、息着く間すらありませんでしたから、到底それは難しいことでした。ただ、ただ、力をいただいた皆様と感謝の時間を過ごそうと思いました。

ちょうど今、仮設住宅にいても変化を感じます。
日曜日というとみなさんどこかへ出掛けていかれるようです。
これまで、そんな風に外へでることを好んでされていませんでした。
これは大きな変化だと思います。

そんな訳で、この12月、東京でお会いしたいとおもいますので、どうぞよろしくお願いします。

「織り織りのうたプロジェクト」の手織りのヨーガ・マットは、売上本数や売上金向上が目的ではありません。製作者と購入者との間にこころの通いがあるということの実感を、互いに体験し合うために行なっていることなのかもしれません。そうしたことを通して、本来のモノ(道具)というものの意味、私たちの暮らしの応援をしてくれるモノ(道具)を理解しなおすことを、震災をきっかけに再認識しました。

手織りのマットを通して、暮らしのモノ、暮らしの道具に感謝する。ここ岩泉町には、それが未だ生き続けている気配があちらこちらにあります。日本の昔ながらの暮らしの知恵が残っています。そして風土がまた、それを教えるのでしょう。われわれの工房として類稀なる土地であることもすべて「縁」であったのでは?と感じています。

さてさて何より、手織りのマットは、すべてお送りいただいている古布の再利用で生まれます。
「このね…いただいた古着をね、生かして差し上げられるっていうことが、どんなことも巡っていてね、支えられているんだあ、と「力」をもらうのよ。。。」と、『循環』していることを強調する織り子さん。

一緒に今年の暮れの一日をすごしませんか?
是非、みなさまでいらしてください。

たくさんの方にお礼を申しあげたいのです。
被災当初から毎月寄付金、物資、古布を送ってくださり、また作業の品々をご購入頂いているY.L.S.グループトリャンバカム・ヨーガ・センターの会員皆様とご家族。教室のある泉の森会館の皆様、狛江市の皆様。Y.L.S.グループ、ヨーガ・サンガティの皆様、調布市のヨーガ・サークルの皆様。また「三陸のともしび」活動にこれまでご参加いただいた皆様。そして、織り織りのうたヨーガ・マットをご購入いただいた皆様、古布を送ってくださった皆様などなど・・・。

これまで携わっていただいた方だけでなく、これから参加してみたい方々も
みなみなさまで、共に善き時間を過ごし、来年への祈りの力をまとめましょう!

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トリャンバカムヨーガセンター年末交流会+「織り織りのうた」岩泉町の織り手さんのお話と物産店

年末交流会告知ハガキ

日時:12月8日(土)

場所:泉の森会館3階ホール・小田急線狛江駅北口徒歩1分
   東京都狛江市元和泉1丁目8−12 電話: 03-5497-5444
   
時間:①12:00〜 受付 (希望者には昼食のご用意がございます:要事前予約) 
   ②12:45〜 成瀬貴良先生講話「時代と人」
   ③14:00〜 「織り織りのうた」岩泉町被災地の織り手さんのお話
   ④15:00〜 バザー・岩泉町おいしい物産店
   ⑤16:00〜 キールタン(祈りと讃歌 誘導 成瀬貴良先生)
    17:00  終了

費用:参加費無料(ドネーション寄付) 
   受付に岩泉町復興支援金募金箱の設置をさせて頂きたいと思います。
   ご理解を賜りますようお願いいたします。
   *昼食は予約制にてカレー&チャイ500〜700円別途かかります。

昼食予約と連絡先:
メール:info(アットマーク)tryanbakam.jp
FAX:03−5761−5442

皆様の参加を心よりお待ち申し上げております!

11月11日(日)岩手山雪化粧

盛岡を望む

岩手山

今朝の岩手県盛岡市は、美しい光景がひろがりました。

今朝がた…だったんだろうか…。
微睡んでいる頃に、どしゃどしゃと雨が降ったようです。
その後、気温がぐんと冷えて、そして、晴れた日の出の頃でした。
空気がとても新鮮。頬がそう捕らえているようです。

7時盛岡から、小本へ出発。物資の仕分け作業です。
皆様からの贈りものは、やはり被災者にとって、大助かりのようです。
甘えすぎてはいけないと、被災者皆様自身も自分たちで購入しなければ!と思いながらも、やっぱり冬は寒いので、防寒の衣類は1枚でも嬉しいようです。
本当に岩手は寒いです。
夏は東京以上に暑いのに、冬はやっぱり東北でした。
被災者でなくても、物資をうらやましいな〜と思います。

さて、向かうさながら見上げると…
目の前の岩手山が、今年はじめての雪化粧。初雪だあ〜(思わず、そしてなぜだか、「初」に頬が赤らむ感じ〜)

盛岡から岩泉、そして小本へと向かう車の中で、代の大人が、確かに少々感受性が強いのかもしれませんが、思わず泣いてしまうほどに自然の景色に感動する。

こんなにも愛おしいことが不思議です。
朝露が霜になっている様子に、息が止まり続けてしまって、
目に映る以外の、感動を、自然からうけているようです。
自然のさまざまな現れ方、在り方をみているうちに、いろーんな人の人生というか、今頑張っている姿とかさなってしまって、どんな状況も同じようにうつくしいと思ったら、自分自身の緊張がみな流れ溶けていくようでした。

おーんっ、おーんっ(涙)

さらに、盛岡を過ぎ、振り返ると…盛岡市内はぼんやりベールに包まれたような霞の中でした。

美しい自然の中にいると、こうして心に湧き上がる気持ちを、素直に言葉に表現することに抵抗がなくなります。
考えたり、伝えようと飾り立てることが面倒になって、あるがままの素直になれるきがします。
広大な自然の力なのでしょうか。

思うままに

PQ災害教育センターボランティアチームと心の交感☆彡

「道は必ず続いている」…同級生の親友atsuの名言を思い出します。


仮設に、次々とダンボールが・・・15箱も届きました。
中を見ますと、冬のセーターに、帽子やショール、立派なコートまでありました。
PQ災害教育センターと言って、宮城県登米市の廃校を東北本部の拠点として活動をしていたボランティアチームよりご連絡をいただいたのです。
状況の変化に伴う支援活動の変化、この9月に閉所し(沿岸部での復興支援活動は継続して行っております)、残った衣類の処分をしなければならないと、もらい手のある行く先を思案していたということでした。

偶然にも「三陸のともしび」及び【織り織りのうた】プロジェクトのwebサイトをみつけていただき、ご厚意の衣類が再び新しい使命を得て生まれ変わるのであれば大変うれしく思いますので・・・と、ご連絡を受けた経緯がありました。

今回の、こうした三陸内の縦(南に北に)の繋がりを深めていくことが、今後は重要であり求められている大切なことのように思います。
物資配給の地域の温度差を、現場で目の当たりしている動けるボランティアチーム同志の連絡が有効だと思います。
機能させていくことが、現場ではたらきたいと、活動する者の役割ではないでしょうか。何かしたい!というお気持ちがあっても、現状の見えぬ方々のお心を生かすためにも、現場にいる支援チームが手を取り合いたいものだと感じました。

PQ災害教育センターのみなさま、「今」に対処される素早い対応に感謝します。
岩泉町小本地区の被災者、小本仮設団地、岩泉団地、小成団地の皆様に来週、再来週の期間を利用して配給することを計画しています。きっと、とても喜ばれることでしょう。ちょうど肌寒くなり、心寂しくなりっている時のこの配給は、真の癒しには通じないかもしれませんが、日頃の肌寒さ癒し、人々のご支援の愛に包まれる代用できない心の支援になってゆくことでしょう。お声かけいただきありがとうございました。

11/10〜11三陸のともしび被災地応援ツアー

「11/10〜11三陸のともしび被災地応援ツアー」募集中!

今年最後のツアー募集となります。
小本港から漁師さんの漁船で湾内を廻る好評!茂師竜ロマンクルーズ&被災地ガイドがメニューに加わりました。
これから三陸は牡蠣、アワビ、ホタテ、サケなど冬の幸のシーズン本番を迎えます。
そして、織り織り工房ももちろん見学いただけます。
ボランティアをしながら被災地観光も組み込んだ応援ツアーにぜひご参加ください。

申し込みはこちらから

皆様のご参加を心よりお待ちしております。