2017年4月の「遙か」のようなマットを!
そんな問合せが。
これまでこのような問合せはありませんでした。
過去の作品を見ていただけているなんて…
織手さんにとっては、明確なイメージになり助かります。
このブログは嬉しいです。役割が、活かされることがあったんだなぁ〜なんて思うのでした♪
織り織りのうた 今日のうた
「イメージを抱いて織る」について
織手(三浦さん)は「使ってください」と宅配されてきた古着のTシャツを
丁寧にたたみながら
ハサミでカットしながら
また自宅から工房の往復のときに
朝夕の散歩のときに
海の仕事の合間で
山の仕事の合間で
いつでもどこでも
海や山、空、虹… こんな風に織れたらなぁ〜と
イメージを浮かべるとか
ご希望の注文「海」「山」「虹」があると
たくさんのTシャツから色を選んで決めて
イメージを抱いて
イメージしたものを、ずっと完成まで抱っこするように持って織ってゆかれます。
私はその姿に学びました。
イメージをどんなときも常々に離れず抱っこし続けられることを。
希望とか、志、希みを持つことはしても、常に離れず抱っこし続ける通った姿勢はなかなか持てないと。
被災から8年
オモトだけではありません
南隣の田老や大船渡、宮古、北隣の田野畑や北山崎、譜代に久慈地区も様変わりし、今も常に工事は続いています。
土地を離れずにここに暮らす土地の方々は
イメージしているように様変わりする土地や日々の中にいるのかなぁ…
訪れる度に思い、それならいいなぁ〜と見つめています。
自分自身も時折見返すのですが…
毎日はどこに向っているのだろうと。
もし、その質問を誰かに投げかけたら
ずっと先の完成されたイメージへ向って毎日を送っていると言い切る人は少ないのでは?
多くの場合が数日、数ヶ月、数年先のすること、したいことをするための今ではないかしら。
ずっとずっと先の、希望のイメージは大切だとおもいつつ、いつの間にか入れ替わっています。
立ち返ることを教えてくれるのは
こうして全うされている方と触れ合ったときです。
ね。
織り織りのうたが生まれたきっかけや
今も続くうたに合掌礼拝。
見せてくださる土地や人に礼拝。