広まる平和

2011.3.11の大震災と津波による被害によって、日本、世界中でさまざまなプロジェクトが起こり、
健やかな力を何なり生かし、善い循環へ向かおうという方向が一斉に起こりました。

2年半以上が経過し、嬉しいことに、必要のなくなったプロジェクトは、始まった新たな回転にエールを送り閉鎖となっていきました。
私たちの【織り織りのうた】の今は、回転し続けています。
被災がきっかけではありましたが、現代に必要とされる文化の見直しであろうと感じています。
ありとあらゆる関係において、モノと環境、ヒトが人と人の間で暮らすとき、自然の中にあることを忘れないというバランスを詩(メッセージ)にして拡めてゆければ!と願い、必要な今ならば、わたしたちはうたうことを続けようと思います。

EPO東北(東北環境パートナーシップオフィス)という東北6県で行う環境再生活動支援活動グループでしょうか。
機関誌に掲載いただけるようです。
原稿を入稿しました。
機関誌がすばらしいはたらきとなって、EPO東北さまの祈が広まりますように!

古布の問い合せ、ありがとうございます。

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本格的な冬を前に、夏場のTシャツなどを処分される方が多いのでしょうか。
狛江市のY.Mさま、またメールにて問い合せがありましたK.Aさま他、「古着をおおくりしたいのですが・・・」の声かけありがとうございました。
いくつか質問をいただきました。同じように迷われている方もあるかもしれませんので、お伝えいたします。

Q:カラフルなものは少量で、黒・グレー・白などが多いのですがよろしいでしょうか。
A:→不要であり廃棄をご予定でしたら、私たちは喜んで再利用させていただきたいです。

Q:また、着なくなったYシャツ、破れてしまったシーツを布玉にしたもの(約1.5~2cmの幅で裁断しています)、裁断していないシーツもあるのですが、もし利用していただけるのであれば一緒にお送りしたいと思っています。
A:→大布(シーツなど)はまとまったベースの色になるので、嬉しいです。ただ・・・カットに関しましては、以下です。
織手さんより
「生地に相応しい幅」でカットするので難しいのです。
皆さまのお気持ちは大変嬉しく、作業一行程が省かれますのでほんとうなら手伝っていただきたい行程なのですが・・・布幅などは言葉でお伝えることが無理ですので「わたしたちで切らせていただきます。」
ということです。

これまでにも、既に切って送ってくださる方もいらっしゃいましたが、残念にも利用できないことが多い現状でした。
お気持ちをお受けできずに心苦しいです。
ただ、既に裁断してしまった方は、送ってください。
そういったものは布の編み物で利用します(鍋敷きや鍋つかみ、籠など)。
よろしくお願いします。

織り織りのうた

ちょうど明日、工房に行くため東京を出発します。
次回は12月21日の土曜日です。
仲介人のわたしたちの来訪と(月2回)合わせて送ってくださると、あちらにお手間をかけずにすみますので助かります。
勿論それ以外の日に到着でもわかるように手配してありますので、ご安心ください。住所は以下ですm(_ _)m。
027−0421
岩手県下閉伊郡岩泉町小本字小成133 
小成仮設団地4−4

雄大で温かなみなさまのお心に御礼申し上げます。
梱包の手数、送料などもご負担いただくわけです。
モノが大量生産さて溢れている時代です。モノが人と共にくらしていること、あるものが活かせ、モノもまたよろこぶことを【織り織りのうた】プロジェクトを通じて継続してまいりたいと思います。

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織り織りのうた 
仲介人夫婦

織り織りゴールデンコンビ復活か!

11月9日(土)に小本工房へうかがいました。

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小本地区の復興町営住宅(賃貸集合住宅)も建物全景が建ち上がってきました。
早く仮設住宅を抜け出したい皆さんにとっては、待ち遠しい限りです。

ところが、当初2年の期限付き住宅と言われた仮設住宅のほうは、2年8ヶ月目のあちらこちらで、最近、雨漏りや床沈み、階段破損など、あちこちにガタが来て老朽化?がはじまっているようなのです。
2年の設計だからしょうがないのよと仮設の人たちは話していますが、なにかやるせないものを感じます。
この件はまた詳しくヒアリングしたいと思いました。

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さてさて、今日は工房にひさびさの訪問がありました。
しばらく織り手をお休みしていた、るみ子さん(右)です。やったー\(^o^)/

やっぱし、この2人がそろってないと。織り織りのうたじゃないな〜。
職場が変わって忙しくなってしまい、なかなか織りには来れなかったんです。
慎重派アーティストタイプの久米子さんと楽天派ポジティブタイプのるみ子さんはいいコンビなんです。

でも、織り織りのうたは、お仕事じゃないんです。
人から言われてやる仕事じゃなくて、好きで始めたことですから、
夢中で織っている時間が好きで続けてきたことですから。

また、織りたくなったらいつでも来てくださいね。待ってます!!
コロコロ笑う、るみ子さんにまたみんなが元気もらってました。
この時間が織り織りの幸せ時間なんだな〜。

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11月15日便が飛び立ちました☆彡

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すっかり東京も寒くなりました。
こころまで温かくなる手織りの心の支え合いマット。
15日の配送分が飛び立っていきました。

今回は遠い遠い。。。
熊本県菊池市出田のE.M様へ虹グラデーションが
そして
東京都台東区日本堤のM.Y様へは、2本 虹グラデーションと山マット。

お友達の紹介で購入いただけたようです。
お友達さまもいっしょに楽しんでみてやってくださいませ。
10月1週目にご注文いただき、1ヶ月半お待ちいただきました。本当にお待たせしました。

素敵な織り上がりです。
三陸小本の織手さんは、秋の田畑の収穫、冬に向けての大根干しや漬物準備、海では昆布の終わりをし、今度は鮑の口開けなど…雨も多く外の作業が思うように進まぬ中、合間を見て楽しく織られたと。
山マットは実りが少し静かになった秋から冬に向かう山を表現されたとのことです。
虹マットはグラデーションが上手に出ています。「とにかくたっくさんのテーシャツさ工房いっぱい、いっぱいにひろげて作るのよ〜」とおっしゃっていました。

さ、それではご注文者おふたりの方の下へ〜☆彡
手に取り、にこやかになりますように!
 

11月2週目の三陸③

夕方は岩泉町の三陸側、海側の小本・小成を後に、ブーン🚗で20分、内陸の山の中、岩泉町内です。
ここでヨーガを続けています。
いらっしゃった方は今日は6名。
月に一度ですが、わたくしは、私がこれまで教わってきたように、ヨーガをなさっている方がぽかぽかになって…くつろいで…。身体も心も、そしてもっと深いところの緊張が解れて、気持ちよく帰ってくださることのみを想って、伝えさせていただいています。

次回のヨーガは
11月23日の土曜日です。
12月は7日と21日を予定しています。

もしお近くの方で、このブログを見られたならば、ご縁でしょう?!
遠慮なくお越しくださいませヽ(´ー`)ノ。

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11月2週目の三陸②

小本から引っ越しした隣の小成仮設団地4−4が、私達の今の倉庫件訪問時の滞在拠点。
届いていました。
ありがとうございます。
この材料によって、工房の織手さんは仕事を楽しむことができます。
また、仮設の自宅で布処理をしてくれる K.Tさんは大好きな「色とりどり」をたらふく経験できます。
K.Tさんは東京で働いていましたが、まるで被災を経験するためのように帰省と同時に被災に遭われました。今は、高齢のご両親を支え、また近所の高齢者の日常のお世話、夕方には幼稚園や小学生の子どもたちのお世話をしています。子どもたちが夕方遅くまで過ごす児童クラブが仮設内に一室あります。そこのお姉さんをしています。

お送りいただいた
東京都狛江市駒井町のT.Mさんやそのご家族の古着や生活用品が、
東京都狛江市東野川のK.Sさんからの古着や毛糸が
神奈川県藤沢市本町のM.Yさんからの古着が早速【織り織りのうた】の材料になりました。

この頃、だいぶ材料が減ってきました。
もし、皆様の身の回りで余っている古布、大布、古着、古着物、さらし、毛糸などございましたら歓んで引き取らせて頂きます。

そう、、、、
毛糸、一部わたくし仲介人の智子が少し使わせていただきました。
岩手があまりに寒くて寒くて、移動の車の中でコレ(写真)作らせていただいたのです。
こうして役立たせていただいております。
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oriori no uta

11月2週目の三陸①

茗荷の葉を織り込んだマット

茗荷の葉を織り込んだマット


「寒い!」
11月8日はとてもあたたかい東京。上着なしで過ごしたその日は、夜のヨーガ養成コース学習会を終え、そのまま夜行バス。
「寒い!」
到着した盛岡は氷点下2度。
東京と約10度の差!!!
数字ではなくて10度という温度差を想像してみてください。これは体感した者だけが勝手独り騒ぐ経験なのでしょう(笑)。

この日、染なし。
次回に「茜」を染めます。
茜は真っ赤になります。
茜の根で染めます。
どんな【織り織りのうた】の{色葉うた}となるか、楽しみは次回。

という訳で今日は工房で
ちょき
ちょき
ちょき
ちょき

干した「みょうが」の葉の柔らかい部分を選別しカット。
ちょき
ちょき
ちょき
ぷ〜〜ん と、みょうがの匂い?ときどき香ってきます。昨年収穫したみょうがは大変強い香りでしたが、今年はそうでもありません。何が違うのでしょうか。収穫した時期のようなきがします。・・・こうやって毎年、毎年すこしづつみょうがと仲良しになるのでしょう。

こちらは{パンダカ織り}になります。
{パンダカ織り}ご注文も承っております。

茗荷の葉について
昔から、魔除け、厄除のお飾りの材料として使われていました。
茗荷の葉で作られた小さな箕と傘の工芸品や、亀、つるなど見たことがある方も多いかもしれません。
また、日常では
夏の浅漬きゅうりが、ネバーとしてしまう経験はありませんか?
茗荷の葉を蓋にして一緒に浸けておくと、そのネバネバもさらりとなる。
カビ止め、除菌効果もあるようです。
こんな話も聞いています。

筵(むしろ)のむしろ
筵は藁(わら)などで編まれ作った敷物で、風流な会合などの席になりました。その藁がカビないように包んだのが茗荷の葉だと。
まだ実験していないので、聞いた話とまりですが、既に実験中。何か結論が出た時、再び書くことにします。

11月1日便は今日3日に配送です☆彡

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架け橋の象徴虹が配送されました。
岩手は山超え谷越え三陸の小本から
神奈川県横浜市中区のM.Mさまへ〜☆彡

楽しく使ってくださるといいな。
織手さんより

「今回の虹は明るいよ〜。織るたびにいろいろだねえ〜」

11月2日㈯ 幻の昆布くちあけ?!

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東北は岩手。
山をいくつも超えたところに、小本という小さな漁村がありました。
この小本で収穫される昆布というのは
それはそれはおいしいと評判であったそうな。

被災後、昆布を出荷する機械がなくなり商売としては断念。
昨年、今年は天然昆布を必要なだけ収穫しているのは織手さん。
震災前まではそれはそれはよく稼ぐ(働き者のことをこの辺では「よく稼ぐこったね〜」と言います)夫婦で評判で、たくさんの海産物の出荷されていたそうです。

「もう、出荷はできませんがたくさんの方に支えてもらってきましたので、今はお礼の気持ちの分を、すこし収穫してきます」

小本の天然昆布が届きました!
11月2日は東京都狛江市のヨーガ教室「トリャンバカム・ヨーガ・センター」で販売スタート。これから一週間、教室開催時に販売いたしますので、昆布購入だけでも結構です。昆布入手ご希望の方は問い合せのうえ是非お越しください。
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小本の幻の昆布を明日㈯販売!

小本昆布
明日トリャンバカム・ヨーガ・センター(狛江)にて10年祭のヨーガ実習が行われます。
小本から昆布が…届きました。
朝0900から受付
0920〜から10年目のお祝いの会が始まります。ヨーガ実習です。
どなたでもご参加いただけます。

【織り織りのうた】織手のM.Kさんの旦那さまからです。
小本の昆布です。漁はもう、必要な分だけを獲って暮らされています。

出荷できない理由がありました。
出荷に合わせて昆布を圧縮したり乾かしたりして暈を規定値にするための作業の機械を失ったためです。
かつては養殖昆布業をしていましたから、毎日よーくはたらいてくらしていたので、
どうしたって海にいきたくなるものです。

今天然昆布を獲ってきては、これまでお世話になった方へお送りしたり差し上げたりしているそうです。

小本の昆布はそれはそれは有名な品物でした。
昔むかしから言い伝えられています。
とうとう、もう少しばかりになりました。幻の昆布を販売します!

●根昆布 300円
 お水につけておくだけでトロリとした昆布水ができます。煮魚の時などに使うそうです。

●昆布(長)600円
 とったままの長い、長―い昆布を蒸気で2つにたたんであります。昆布巻き作りには欠かせない品物。これを田舎のお母さんたちは手に入れるのに必死です。

●昆布(小)400円
 使いやすい大きさです。しっかりとした味が出て、澄んだお出汁に。

✰全種類お買い求めの方は3種類で1,100円!!
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