本日7月27日被災後初のウニの『口開け』
2012/07/28 コメントを残す
昨日小本地区に漁協組合の放送が流れました。
キンコンカンコン〜♫
『明日、ウニの口開けは午前4時30分〜午前7時の間で行います。』
織手さんは、漁協に務める奥様と、元漁師の妻です。
明日、口開けなんですね。
「そ〜、口開けだあ。今日は早くねないと。」
「みにいこうかなあ〜。見に行ってもいいものなのかしら」(智子)
「はあ、見れるこった。そう、熊の鼻からなら船が行くのがみえるこったねえ。4時に行ってごらん。」
(熊の鼻からみるのね!よし。智子も明日は口開けだ!でも、熊の鼻からは浜が見えるのかな〜。口開けって、どこでするんだろう???)と想像しながら頷く智子。
(4時に熊の鼻ということは、3時過ぎには起きないと!)
前夜21時。夜9時になると音楽が流るんです。
既にしずか〜な小本仮設住宅内に流れます。
みーんな
「おやすみなさい」
の合図だそうです。
この時間に休まないと、漁師は務まらないのかもしれませんね。
さて、今朝4時半。
ちなみに、口開けというのは、皆さん総出でウニの殻を開けることを言うのかと思っていました。
「その時間内、採っていいよ」
ということだそうで、鮭でもアワビでも同じように『口開け』というそうです。
やっとわかりました。
後で聞きました。
漁師さんの話だそうです。
「漁?今朝はおらあ、船乗りだったあ」
「漁師じゃねえこったあ」
水が濁り、見えなかったそうです。
採れなかったという漁師さんの話です。