4月1日配送分 本日飛び立ちました。

20140401配送
20140401配送2
ありがとうございます。
震災から3年が経過しました。
小本はたくさんのダンプカーやシェベルカーが行き来し、
織手さんの工房のまわりは、すっかり景観を変えました。
堤防がぐるりと四方を囲っています。

いろいろな気持ちが交錯したそうです。
年末年始には、すっかり大きくなった子供家族から「ここにいるのか?」と。

「もう、これ一本!私はこれをしていく。」
そうお話くださいました。

折り折りの時が、心が流れる縦糸という時の上に織られています。

愛媛県豊田市高美町の I. Aさま 虹はグラデーションマットとメヘンディー(甲あて)を、
神奈川県小田原市鬼柳のY.Mさま虹はランダムマットを、
まもなく到着です。

祈り

早野智子様

今日は震災からちょうど三年の日でしたね。
金曜日でした。
代々木八幡に行く日でした。
準備をしていたところに尋常ではない大きな揺れがありました。
あれほどの揺れは初めてでした。
これは危ないと直感しました。
歳をとった母もいました。
姪が赤ん坊を連れて遊びに来ていました。
わたしがみんなを守らなくてはと思いました。

しばらくしてテレビを見て驚愕しました。
地震よりも、見たこともない大津波にです。

大勢の人が亡くなりました。
言葉では言えないくらい辛い思いをしました。

この震災にどんな意味があるのかを汲み取ろうとしましたが、
あまりにも大きすぎて答えは出ませんでした。

東北は郡山に10年通いました。
青森も数年通っています。
これから時々盛岡にも通うことになるかもしれません。

早く昔の東北に戻ってほしいですね。

成瀬 貴良

大きな意味で循環へと向かっている「いま」…

こんなにも一年一年の変化を感じる三年が、これまでにあったでしょうか。

私たちが普段生活をしている中で感じる環境の変化は、
例えば
就職だぁ
引っ越しだぁ
今度娘が中学校だ!
息子が大学受験。
え〜!パパが転勤っ

・・・
就職も何も仕事がなくなった
引っ越しもなにも家がない
入学するもなにも、学校がない、
父がいない
私はいる
だれといる
ひとりでいる

三年前の春に、多くの多くの人が「断たれる」を経験した。
全てが崩壊し、人のみならず多くのいのちが一瞬で絶えたように、消えたようになった。
「在る」現在の状態と まじまじ 向き合った春。
残された一本の木が、「嗚呼たくさんと結ばれていたからそよぐ風を送れたのだ」と、己の姿が周囲によって活かされていたことに気付いた一年目の春。

ありがたい、多くの人々の共感のこころが駆け抜け、窮地を脱することができた…ありがたみの二年目の春。

そして、復旧・復興が続く土地や家、町の流れや今後の体制…目に見えて変化する町並み。目に見える世界の変化と、目に見えない世界の変わらない…以前と同じようにはなるわけがないという流れが浮き彫りになっている三年目の春。

どんな時でさえも
あたらしい瞬間へとむかっている

それが崩壊であれ
死であれ
誕生であれ

大きな意味で、あたらしいはじまりの瞬間なのだと、あなたは…やはりそう言われるのでしょうか。
三年前の起こった大現象もまた、それはそれで誕生であったのでしょうか。永遠にあなたに問い続けています。

3/14 わたくしのヨーガの師からもメッセージがとどきました。
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今年最初の織り織り便を発送いたしました!

3月1日 今年最初の織り織り便を発送いたしました!
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グラデーションもいろいろありますね。
(カラーTシャツが不足しておりますので、ご寄付いただけるとありがたいです。工房より)

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こちらはおまかせ色でと、ご注文いただいきました逸品。
渋めの藤色、上品な色づかい。

港にも少しづつ春の活気が出てきています。
冬籠りを終えて、織り織り工房も本格始動はじめましたよ。
暖かな春っぽいマットのご注文をお待ちしております!!