9月4週目の様子④工房の生花
2013/09/30 コメントを残す
工房に到着。大切な織手さんとの時間です。
こうして2週間に一度の訪問。
向き合って坐り合っているだけなのですが、
会ってから後……そうして今日
2週間というのは、おおきな経過です。
わたしたちの毎日はものすんごい量の言葉を交わし、
まして都会では、人との会話+インターネットなどによる情報との対話もあるわけですから、ものすんごい量です。
感じた分だけのいろいろ都度都度があります。
感じて、考えて、応えて、反応して、行動していくのですから。
到着する時、いつも工房の花に迎えられます。
花を生けてくださるのです。
小本の海周辺を散歩し、ほんの少しいただき家の中に 生き 活き 粋 を供えるのだそうです。
自然の花や草、生き物と共存している姿だな、と感じ頷かされます。
私たちは花を買ったり、生花教室に通ったりしていますが、
季節の景色や景観に力をもらうから、お家に捧げるという話に文化の源をみた気がします。
どんなに国や県、町から代替支援や認可されようと、以前と同じ選択はできない現実の、被災から2年半…変化していく経過の現実があるものです。将来計画より、今、瞬間の確かを経験したいと感じていられるのでしょう。
ここ被災地にかぎったことではありません。
誰もが、その瞬間の安らぎが、未来のちからになるのだろうな、とつくづく感じます。
生花のことはよくわかりませんが、
大自然の営みの力を、限られた枠の中に再現して、花から力をもらっている姿に感動した。
そして、支援活動とは外側の姿。
わたしたちの方が、ここに生きる生き様の姿に力をいただいているのです。