織り織りのうた便り 2017.7

7月号です。
楽しく読んでいただけると嬉しいです。

7月1日便!



軽い!軽い!
織手、そう織姫の久米子さんはまさに羽衣を着ているようです。
いつもくるくる くるくると働きます。
朝7時までに出荷がありますから
朝3時には出かけるパパを支えます。

出荷が無事夫婦で住めば
漁の片付け。網の手入れをします。片付けであり準備です。
父さんに任せられる範囲なら
畑にゆかれ 順に順に時季の野菜を植える準備や成長する盛んなもののお世話を。
最後にこの一日へのご褒美。海からの山からの恵を持って家に。

ちょうど11時頃が朝昼兼ねた食事だそう。

私が訪れる頃は一番眠たい昼のときですね。
織りの合間も七輪では豆が炊かれたり
海藻のゴミ取りや干す作業

全部が生きる営み
生命を愛し讃えることに通じている行動の連続です。

「できてるよ〜」とみせてくださったのは鮮やかな虹、そしてしっとりとした潤いの山でした。

茨城県は石岡市の柿岡のK.S様 山マット『雨上がりの梢』。
静岡県は三島市加屋町のM.M様 虹マット『閃きの光』。

まもなく出発です。

 

織り織りうた

6月4週目の報告③ありがとう古布!

古布が届きました。
メッセージカード。
言葉の添え。あたたかな気持ちで読みました。
心から感謝し、すぐに活用します!
使いやすいTシャツをたくさんありがとうございました。

東京都三鷹市上連雀の 松本様
三鷹の方ですが熊本の「くまモン」のお菓子 
かりんとうが入っていました(*˘︶˘*).。.:*♡

幸せの もぐもぐタイム です♪

入っていたシールで遊びました。
大笑いしましたよ♪

織り織りうた
tomoko

6月4週目の報告②


「この頃は偉い人がよく頭下げて謝るねぇ〜」
「困るっけねぇ〜 オラさたちはわかんねぇものぉーっ(笑)」

「偉い立派な人が頭下げるなんてぇ。そんな姿ぁなかったなぁ…。」

具体的に何の話かはわかりませんが、あやまられても困ることがあるのですね。

「役割」について
本当のやさしさについて 瞑想しました。

つまらない仕事、立派な仕事と区別する前に
区別している心に両手をあてて心をさすってあげなさい。
ずっとあなたがしていること、それがあなたが両手で差し出せる宝なのですから。

行為のすべてが愛であり、大いなる母がそこに居る。
自分のつくり出すものすべてに自分の生命を吹き込むこと。
(行為・言葉・思考…眉毛、目、息することも)
そして知ること。
祝福されて死んでいった人たちが いつも見守ってくれていることを

脚を引きずって歩いている人がいたら、いっしょに傍でゆっくり歩くことは優しさを勘違いしている

あなたの行為は目に見える愛
嫌悪感が残るなら、喜んで行為する人から施しを受けて生きた方がいい。

天使のような歌声でも
歌うことを愛していないなら
いずれ暗闇を彷徨うだろう
声を持てないものでも
心で歌を愛するなら
昼の光に、夜の光になるだろう…

織り織りうた
tomoko

6月4週目の報告①

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「あー、こんなきれーいに切ってくれてたぁ〜」

久米子さんが言いました。
撫でて見ているのはかつてK.TさんがカットしてくれたTシャツ。

美しい働き。

人は働いてこそ大地と、大地の魂と一緒に歩める
怠るなら 季節と他人のように ただ流れ 育まれる生命の歩みから外れる

働くとき人は笛になる 時のささやきが音楽になって
何の音もだせない葦になりたい人がいるだろうか
何もかもがそろえて歌っているときに

汗水たらさなければならないのは不幸だと言われてきた
けれど働くとき、人は、大地のはるかな夢のその一部を実現している。
大きな夢が生まれたときから、割り当てられていたものを。

人は働くことで、生命を愛している。

織り織りうた
tomoko

遅れ報告!6/15『色葉うた』茜♪


毎月1日と15日に配送されます。
お知らせが遅くなってしまいました。明日は1日便の準備です

6月15日に調布市のYさんへ手渡ったマットはこちら
茜(あかね)
また、お誕生日で皆勤(!)の会員さま佐藤さんにも行きました(*˘︶˘*).。.:*♡
ますます日ごとヨーガとなってください。このマットに坐って
『色葉うた』は『織り織りのうた』の姉妹品です。

いまこちらの一枚、茜がありますよ!
それから
栃(トチ)がありますよ
それから
オオテマリ
も。

欲しい方はご連絡ください。

真っ白のTシャツに染め入れ。
色は樹木の性格。それが現れるんです。

白いTシャツは 日本のHONDA!本田技研さんがずっと支援してくださっていたのです。

長く日本中の被災地へ、必要なところへ社員一同で古布を集め支援へ繋げていました。

買うことと売ることについて

今朝、注文の方に返信メールでした。

そのをあたためて広まっていくよ。
今朝承りました!ってお返事したよ。
ご希望は東京のヨーガ学院の方でした。

買うことと売ることについて (ある有名な詩人のうた)
織り織りうた

大地は恵の実りを生み出す。大地はすべてを生む。

大地からの贈り物を
交換し合うことこそ交感であり、豊かさと満足ので満たされる。

交換はしく愛をもって行なわなければ
貪欲と飢えを導いてしまう。

人は自分の手を満たすすべさえ知っていれば何も足りなくなったりはしない。
市場には海や畑、園で働くものが集い、機織りや焼き物師、樹木のエキスや香辛料など集める人と出会う。
人が集まったら大地の主を呼び出そう。
価値を正しく計ってもらおう。清めた秤(はかり)と錘(おもり)で 共に数を数え合おう。

手ぶらの人は取引に入れてはいけない。
そういう人は言葉で労働を買っていく。だから言ってやろう
「一緒に畑へおいで。一緒に網を投げよう!陸にも海にもあなたの分はちゃんとあるよ」

歌をうたう人
踊りを踊るひと
笛吹きがきたら 彼らの才能を買おう
彼らの持ちものは夢でできているけれど
それらは魂の衣装となり、食べ物となるのだから。

市場を出る前には 何も持たずに帰る人がいないことを確かめ合おう

大地の主はいちばんちっぽけな者さえ満たそうと与えてくださる。

 

 

マットの注文でした。
あたたかなメッセージと共に。
今度の4週目㈯、三陸小本の工房に行く。
お伝えしてきまーす。
どんな風合い(愛)のマットになるかしら。

雪も白一色ですが、案外表情があるのですよ♫
写真は過去の作品です♪

6月2週目②ー漁の唄 

あゝっあーんなにふさぎ込んでいたのにねぇ。
5年も!

この頃は昔みたいに3時半には(朝の!)海に出て
唄ながら行ぐこったぁ〜って!
でももう まだ先に来ている人がいるっけね。
海の人は早い!
終わればまた唄って、7時までには宮古の市場に入れるからみんな手伝ってくれる。

仲間の人たちはパパの声を「あまーい声だぁ」って。
いい声だぁって褒められて気持ち良くしたね〜
人前で唄っこなん。この頃はうたうんだっけ(笑)
ほんとう、人前に出て行くのだって5年間閉ざしていたのに。

行くとき
漁のとき、
帰ってくるとき、
いろんな唄があるっけね〜

ヨーガには唄うヨーガがありますね。
この頃はヨーガをする人の中でこのキールタンをする人たちが増えてきました。
トリャンバカムでも今週金曜、毎月第3週目金曜はキールタンをします。
讃え唄ですから
これからはじまるヨーガの勉強会を讃え、学習会の前にしていますよ。

唄は身体の調子を整えます
さまざま混沌とする心も整えます。
そうして声と同時に発せられる息つかいが
呼吸を整えますよ。

インドのキールタンは日本の節ですね!

この日本昔ばなしは好きですよ。

6月2週目①ー岩泉

盛岡から 岩泉町へ
盛岡はチャグチャグ馬っこ 
岩泉はつぴたあれ岩泉でしたよ。
今年で3回目?かしら…手仕事市。
もともと文化の発祥うれいら通りはてど(手仕事人)が多くいらっしゃいます。
ここに離れた地区からも手仕事人が集う日。

暮らしのてどを大切にする岩泉町の姿勢です。

若い力が溢れていました!
応援!何か新しいパン屋さんがてどの蔵の内部にオープン?!

東京からやってきた若人によってはじまるようですよ。
もっかオープンしながらの修行中!でした
うーんさすが!仕事に学ぶ毎日。

まさにヨーガの理論と実践、2つの道を同時に歩む姿勢ですね。
こうやって日、一日、一日と岩泉の土地の人たちと同じ志しで
岩泉の土地になっていくのでしょう〜(^人^)

町にはたくさんの人が来ていました。
ヨーガ教室は商店街の商店の生徒さんもいらっしゃいます。
今日は岩泉にはるばるいらして方のおもてなしかしら。

わたくしは、初めて訪れたときから岩泉にはヨーガとまったく同じ、それがある!と生きる力を感じました。
ただ、日々、工夫を見出すことはたいへん根気と努力、尽力、エネルギーを使います。
そう、生命の活動エネルギーを注ぐのですから命がけです。

だからこそ、ヨーガの教示や暗示がきっとお役立ちに…と思っていました。
しかしわたしは東京のモン
やさしくわかりやすく広めるには
馬が馬の主人に引かれて安心のように、
ヨーガは土地の人によってわかりやすい言葉と姿勢で伝わるのが良いのです。

こうして7年目になります。
ヨーガを伝える担い手となる方が自然に必要だといって起こるなら
岩泉の清水川が春にせせらぐように
山々の樹木が生活に役立つ墨となるように
力を発揮するかしら〜と
思う、また思った週でした。

目に見えるものは変わっていきます。
価値観にあたるのか、好みや良し悪しも変わります。
互いに称え合う力のバランスで
楽しく豊かな暮らしの象徴となる土地になりますように!

6月の織り織りのうた便り

活動の様子や配送のマットの紹介を
紙面でもお伝えしていましたよ。
ここ、ネット上でも配信・紹介させていただくことにしましたよ。
「織り織りのうた」マットを紹介したいヨーガ教室さんありましたら、教えてください。
よろしければ毎月『織り織りのうた便り』をお送りできます。
切手を貼った返信用封筒を添えてお送りくださいませ♪