岩泉町小本仮設事務局「年末年始お休みのお知らせ」

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小本港防潮堤改修工事(2012.11)

いつも、【織り織りのうた】の材料となる物資・古布等、を送っていただきありがとうございます。
年末と年始の岩泉町小本仮設事務局の休室のお知らせです。

毎週㈭を、荷物到着日と設定させていただいておりました。
本年は12月は20日まで。
新年1月は、17日より再開致します。
来年もどうぞよろしくお願いします。

皆様からお送りいただく古布によって制作可能となるこの織りのマット。
織りでつなぐ
こころをつなぐ
三陸から、あらゆることごとが、繋がりによって始まっていくことを実感し、今があるという姿勢を、引き続き発信して参ります。
モノ、されどモノ。
本当に暮らしに必要な道具、
或いは心のあたたまりへの象徴となるモノ…。人とモノを改めて見なおすことのできるピュアな被災地の「今」です。

みなさまの穏やかな年末をお祈り致します。
そして…
ほほ笑みに包まれ、安らかな心で、新年の朝をお迎えください。

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100本目のマット。101本めの出発。

小本の海

[これまでの経緯]
2011年、3月27日に初めて被災地を訪れました。
4月、5月と、心の安らぎになればと、東京の有志の皆さんで制作した裂き織りのマットを持参して、避難所にて時間を共にしました。物資なども持参し、配布をしました。確かにモノは不足し、必要でしたが…、もっと心の幸せとなる、充実へ通じるものはないのだろうか?
5月訪問後、それまで制作していた織りのマット作りを、被災地に委ねてはどうかと、仕事になるような準備に入りました。
7月、8月、「さをり」織り様から機織り機を贈呈いただけた幸運も重なり、仮設住宅での体験会・説明会を実施。
販売できるマットにしようと練習や、作品改善が行われました。
11月販売スタート。

そして1年1ヶ月がたった今年12月。
100枚目の注文が入りました。

[100枚目の注文]
「注文希望!」のタイトル。
「私も被災しました。津波で家は無くなりました。
 共に頑張りたいと思っています。」
と書かれていました。

偶然の運命でしょうか…。
福島で被災された男性からの手紙でした。織手さんは涙をながして
「ああ、うれしいねえ〜っ、織りましょう!」

続けていきましょう!使って喜んでくださる方のために。
【織り織りのうた】の継続を、励みにしてくださる方のために。

100枚目がきっかけとなり、
こころ豊かな101枚目へのあらたな一歩が踏み出せました。

100枚目は「海(うみ)」マット。
オレンジ色がところところに入った、今日の夜明け を思わせる力強く明るいマットでした。

合掌

12月8日の報告

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東京都狛江市。【織り織りのうた】を主催する早野智子が主宰するヨーガ教室「トリャンバカム・ヨーガ・センター」があります。東京では、このヨーガ教室が被災地で今を生きる人々の姿勢に学ぶ拠点となってきました。

【織り織りのうた】のテーマは、
ー三陸と共に織りを繋ぐ 心をつなぐー

わたくしたちが継続してきたことは、手を差し伸べることでも、救済でも、改善でもありません。織りの作業をされる織手様の姿勢、ふんばっている被災地の姿を、きちんと知ることでした。
そして、考えて伝えていくことです。
知ることができ、気づいたからこそ、考えは平和への力になるのではないでしょうか。この東京で(或いは別の地域で)暮らしているからできることを工夫していくこと。
これを継続してまいりましたし、これからも。

狛江のヨーガ教室の皆様や、
これまでを知っている多くの皆様には支えられています。
8日は、実際に織りを見ていただきました。
実際にお話を聞きました。
がんばっていることを知りました。
わたしたちも頑張り、人々の幸せを考えて働く社会人になりましょう!

2012年の制作・売上枚数
共に78枚。
(2011年11月からの全てだと、何と108枚!良い数字!)
この内、本日12月8日の実演会での売上枚数は
7枚
他姉妹商品もたくさん購入いただき
ありがとうございました。

合掌

12/8㈯【織り織りのうた】年末お礼参り。

林檎の木のリンゴ
12月8日、(Y.L.S.グループ狛江校)トリャンバカム・ヨーガ・センターに、「織り子さん」とやって参りました。
その様子はこちらにアップしましたので、ご覧ください。
被災地仕事支援というスタイルのヨーガ。
一緒に歩んでくださっている皆様にご報告がありました。
トリャンバカム・ヨーガ・センターの会員皆さま
先生方、スタッフ皆さま
Y.L.S.グループ員さま
調和 SHCヨーガ・サークルの皆さま
古布を送ってくださった皆さま
古布と安心を届けてくださる本田技研㈱社員さま
そして、
支援商品【織り織りのうた】ヨーガ・マットを購入くださる皆さまへ。

また、今日の会を準備し、応援して下さった方々
泉の森会館さま
ニット&カフェ 悠遊さま
岩泉産業さま
早野商店さま
叶屋 りんご園 八重樫さま
岩手純朴家具さま

ありがとうございました。