手織りのヨーガマットの元祖
2019/01/10 コメントを残す
2011年4月。被災地でヨーガをするとき
ビニール素材の上質なヨーガマットを持参する気持ちになれなかった。
何か…心安らいでいただきたかったので
あたたかで、お騒がせのない上に坐っていただきたいと思ったのでした。
ヨーガに通う東京狛江市や調布市の生徒さんが
2台の織り機で空いている時間をつなぎ、織りあがっていったマットは、3ヶ月で37本に!
それを被災地にの方にプレゼントしながらヨーガ体験いただきました。
あれから8年。
被災者が手織りのヨーガマットを制作する「織り織りのうたプロジェクト」は
今では一人の織手 三浦久米子さんが今でも制作くださっています。
ヨーガが生まれたインドでも、現在では逆輸入ヨーガとなっていますから
マットもすっかり 織物から人工的なものになりました。
機能も優れ、高性能。広まるは当然。
しかし、その「性能」「機能」「優れた」とされる点って
ヨーガにとって…「優れモノ」と言えるのかしら?
それぞれの感じ方でございますね😊
一般に良好であり、改善されていく点
・持ち運びが楽!
・適度な厚みと素材のクッション性でどこでも快適!
・アーサナ(体位)がキマる!
・最近では素材が身体の性質を助けてくれるマットもある。
織り織りのマットの特徴は
・少々重く持ち運びは不便です。
・古布の再利用で織ったマットです。
・立位のアーサナでは滑ることもありますが、自分の重心の状態がよくわかります。平等なら比較的問題ないです。
・洗濯して日に干したりできます。
【購入・問合せ】
ご希望の方は下記までご連絡ください。
お持ち込みの古布でお好みの色合い、大きさで織ることも可能です。
ベビーマットや玄関マットにされる方も多くいます。
最近では、類似商品も多く見られるようになりました。
わたしたちは、被災地に未だに届けてくださる 古布(Tシャツなど)を再利用し楽しく織っています。
oriori@tryambakam.jp
【姉妹品】
「色葉うた」
こちらは白いTシャツで織ったマットを
岩手県岩泉町の草木と水で染めています。
写真は
・茜(あかね)
・山桜
・りんご
・マリーゴールド
です。
染は岩泉スピンクラフトの工藤厚子先生の手ほどきで染めています。
通常は羊の毛を染めるので(動物性)よく色が染まりますが、
このマットは木綿の布(たまに化繊)のため(Tシャツ)、色がしっかりと入る風合いではありません。
日に当てると色があせることもあります。
織り織りのうた