泡波のささやき


10月1日便の
『泡波のささやき』

茨城県水戸市のY.Jさまへ。
ヨーガ用に使うので、滑らず安定の裏地付が希望とのことでした。
今回のご注文時にメッセージをいただきました。
40年近く前、旅行で行った岩手が大好きになり、以来、毎年行くようになりました。
 裂き織りの存在は知っていますが、みなさんの取り組みのことは知りませんでした。
 とてもステキな取り組みですね。

 今年はコロナのこともあり、岩手に行くメドもたちません。
 そんな中、インターネットでそちらのサイトに出逢い、
 とても嬉しく思っています。

 古着・古布は最近、資源物として市に出したばかりなので、手元には殆どありません。
 また出るようなら、お送りさせていただきます。

と。

 淡いピンクや優しく海の中を写しているようです。
 ところどころの白色が、泡波のようです。
 わたしたちは織り上がると作品に名前を付けておりますが、
 このブログをお読みのみなさまいかがでしょう(笑)。
 『泡波のささやき』

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山桜 

 
東京都狛江市のM.H様へ

 一昨年に染めた岩泉町の樹木『やまさくら』が手渡りました。
 山マットと悩んだ末のご選択。

 優しく淡い色で
 どうぞ楽しくヨーガをしてください。
 やさしい時間が流れるでしょう♪

 染を教示してくださるのは岩泉町袰綿のスピンクラフト(工藤敦子氏)
 織手 三浦久米子さん

 ありがとうございました。

桜の木。芽吹く寸前、11月頃のもの。それが一番発色するという。


円卓


「古Tシャツございませんか?」美マットでになって歌います。


このコロナの6ヶ月間で35本ものマットを織られています。
これまでの3倍です、織手さん「はあ〜たのしいやら忙しいやら…がんばっぺしっ!」

お家の中の安らぎ場に、
自分の場所に、
赤ちゃんの遊び場に
ストレッチも家ではビニールマットは敷きたくなくて…
とご注文をいただきます。ありがとうございます。
日々のうたをマットの上で奏でてください♪

また、古布の寄付も徐々に再び増えて参りました。
でも、まだ、ブルーやピンク、きれいな色のTシャツが少ないそうです。
もし、みなさまの着古したTシャツで、
廃棄をお考えでしたら、きれいなマットへの寄付はいかがでしょうか。
詳細はこちら

送っていただいたもので織ることも相談しながら範囲内で対応させていただいております。
ご自身の、子供の、母の古着を使って織ってくださいとの注文もいただいております。

10月1日に配送予定のものが届きました。
これから、裏地を縫い付ける工程に入ります。

わたしたちのコンセプト
9年間同じ想いでやっています。
・双方の寄り合いで地球に優しいエコの活動で生産と消費の循環が和となりますように
・双方に喜びと暮らしへの喜びがありますように
・頼るものを持ちませんように。その時は直ちに終わりにするときですね…
と。


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猫ちゃまも歌った♪

ご購入のK.Kさまからいただいたお写真を、ご許可のうえでアップいたします。


うちの猫はもともと裂織りのようなポコポコした生地が好きなこともあって、
マットを見つけたとたんにゴロゴロ転がって気に入っていました🐈
写真、使っていただいて大丈夫です。

人間も猫も大満足で、ありがとうございました。

日々のうた♪
織り織りのうたを歌いましょう♪

織り織りうた

9月15日便 『仲間ら』(虹:オリジナル)

「思うようになったべか?」と織手さま。

9月15日を遅れてのお送りになりました。
ご希望のマットは
商品カタログに載っている写真のもののような
やや落ち着きめの、アンティーク感のある色合わせが好きです。
(写真をご添付いただきました)

ということでした。
早速、織手三浦久米子さんの手✋に掛かりましたよ。

そして猫ちゃんと暮らしとのこと♪

フリンジを織り込めますか?
に対応させていただきました。
アイディアを親友の敦子さんの力借りてすると、
立派に、そして美しく出来上がりました!

ホッ♪

そして裏地のすべり止め。
遅れてしまい恐縮でしたが、お手紙をちょうだい致しました。

先ほど、「仲間ら」が無事に届きました。
あまりにきれいで、夫婦で感激しています。
色合わせ、布選びのセンスが本当にすばらしいですね。
作りもとても丁寧で…足が暖かいです。

常に敷いておくラグとして使うつもりでして、
とても部屋が明るくなりました。
フリンジを無くしていただいたのも、ありがとうございます。
大切に使わせていただきます。

織り手の三浦さんにもどうぞよろしくお伝えください。


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お手渡し『生き模様の森のうた』(山 やま)

『生き模様の森のうた』

5月中旬に山マットをお申し込みのM.Hさま♪

8月にお渡し&ヨーガ体験。
その後、とてもご熱心に楽しく受講くださっています。

……山=『生き模様の森のうた』とても気に入りました。
(今その上に座って書いております)
凹凸のある肌触りは、寝ころんだ時に空間ができて
適度に涼しいですね。
少量の赤に、静かなエネルギーを感じ
所々の白が光のようにまぶしいです。
ヨーガにも使いたいですが、家での昼寝に!?使いたくなりますね。

また、裏地を縫い付けて頂きまして
ありがとうございました。ここまで丁寧にしっかりつけて頂くと
本当に滑りませんね。私ではできません。
先生にお願いしてよかったです。お手数おかけしました。

パステルなポストカードを拝見しこの土地に、
織られている三浦さまに会いに
いつか行ってみたいなと思いました。

クリックすれば数時間後にモノが届くような
今の時代に、このように楽しみに
お任せのお品を待つのも不思議な時間でした。
大切に使わせていただきます。
三浦様によろしくお伝えくださいませ。……

いつの日か小本にいらしてくださいませ。

織り織りのうたの日々を!

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お家マット

虹グラデーション2枚
虹ランダム 2枚

コロナ感染症の影響を受けてご自宅でヨーガをする方が増えたのでしょう。
ネットを閲覧する機会も増えたのでしょう。
「素敵なマットをみつけました♪」
「家ではビニールマットを敷く気になれず、見つけました!」
「家に居るようになって居場所がありません。このマットを自分の庵にしたいと感じました」
とご注文をいただきました。

この数ヶ月はこれまでの一年分以上にも相当するマットを織手の三浦久米子さんはお一人で織られました。(かつては数名の織手さんでしたが)
9年間、毎月途絶えることなくご注文を受けていましたが、震災後数年は別ですが、5年ほどしてからの注文数は月に平均してほんの1〜2本です。
3月〜9月までで36本のご注文でした。現在受注中を4本織っています

時が経過したのですから、9歳としょった(歳を重ねた)お互い(笑)、
ちょっと体調が疲れ気味だと、お盆の頃は「今年はこれで終わりにしようかな…」と弱気にもなりましたが、
検査で異常は全然なし!と言われたとたんに、持ち前の底力と、皆様への感謝感謝という心で「大丈夫!大丈夫!」と織りを嬉しい!と再開くださいました。
それでも80歳をこえられましたので、注文を受ければ私は神様にお願いをするような気持ちで、申し訳ないやら、それでもその大母の手で織っていただきたいやら…と慎重に慎重にお願い申し上げてやっております。
まったく表彰と称賛の気持ちでいっぱいです。
このブログを見た方、是非、拍手ください👏💐🎉

ああ、織手三浦久米子さんやご家族にとっても、この織りの作業の時間が庵となりますように!

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9年の歳月


その時あなたは何をするのか

久しぶりの来訪の7月。道のりの車中で思いました。

平成は大災害の時代でした。
雲仙・普賢岳の噴火にはじまり、北海道南西沖、阪神淡路大震災。
2000年に入ってからは定例のようにようにやってきましたー2004年新潟、2005年福岡、宮城、2008年岩手、そして2011年です。
令和はずっと台風攻撃です。まだ昨年のことですが、台風が豪雨が3つもありました。
うち一つは、ここ調布、狛江、多摩川市民も多摩川の氾濫か!と恐怖におののき、初めての避難所待機を経験しました。

8月に教室で「去年だっただんですね〜。あまりにも各地でいろいろあるから、(恐ろしい記憶だったのに)どっかいってしまいました。ああ、昨年だったんですね〜」
と。確かに、あまりに多くの人、土地の嘆きのニュースが頻繁でした。
そして今年は疫病です。
いつの時代にも疫病は突如、降るようにありました。
これまでは練習だったのかのように、最終章は目に見えないものへの恐怖を与えられています。
わたしたち一人ひとりに識別して選ぶことが担われたのです。

大きな実験で、人類への課題であったのかと、起こってから思う2011年3月11日の東日本大震災と大津波。

同じ過ちを繰り返してしまう性癖の自身を見ているようですが、いい加減「その時君は何をするのか」ということを、
思ったり、あとで論じてばかりいないで、都度都度で行動で示して行かなくてはと。

こうも繰り返す同じ過ちに、いい加減にピリオドを、と思います。

9年間同じ想いでやっています。
・双方の寄り合う気持ちによって生産と消費がなされて循環しますように
・双方に喜びと暮らしへの喜びがありますように
・頼るものを持ちませんように。その時は直ちに終わりにしましょう。

織手三浦さんも喜びをもって、またお世話、仲介のわたくしも楽しくやって参りました。
きっと、古布をくださる方も家は片付きハッピーが訪れたでしょう。
マットを購入くださった方も、待ってでも持つのか、ということを考えてくださったことでしょう。

客観的に見なくても、毎月岩手県の盛岡から、岩泉までの2.5時間の道のりを通うのはたいへんで無理があることだと思います。
しかし、それを感じないでやってこれたという実体験は、それだけ多くの学びがあったからなのでしょう。
無理があったとしても、それができた時期だったのです。時期やタイミングというのは人生の内でかすかなものです。
奇跡のような時間だったとったことを証明していると思っています。

迎える季節折々の山の緑や空気、水の音、鳥の声が、すっかりそうした疲労感を飛ばします。
さらに、自然とともに生きている土地の人々の言動には、都会で暮らすわたしたちと、頼っているものの18度異なる相違に、
良い、悪いというジャッジではなく、いろいろの面で「生きる」ということを学びました。

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スピンクラフト岩展 9/10〜15 

スピンクラフトを紹介します。
今年も、盛岡カワトクキューブⅡでの展示販売。もう30回目となったかと…。
岩手日報にも紹介されたスピンクラフト主宰の工藤厚子おばさま。
記事は、厚子おばさまをずっと支えている、武田悦子さまよりいただきました。

あゝ、色の喜びを歌い、ますますお元気で!
そして、今後ともご指導をよろしくおねがいします。

かつて
こちら
色葉うたの紹介はこちら
こちらからも

 

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