太陽

ご来光 海

太陽が昇る気配の暁に起き、
太陽の昇ってくる姿に礼拝をし、海からの日々の恵みに感謝して漁をし
太陽が沈むと共に働きを止めて休む。

自然の力をお借りして生きているから、
自然と一緒になって暮らしていました。

織手久米さん家の一日は
「3時にはね漁港倉庫にいるの。
夫婦で漁の支度を整えてすぐ海に。
4時半 海はキレイ!昇太陽見て、それで輝く山見て、
ありがたいなぁ〜って収穫に頭を下げる。」

「海から上がって、恵みを素早くありがたく処理して
納めたりして。8時半の出荷に間に合わせるのに
作業が遅ければ周りの人が助けてくれるの。

作業着を洗濯して
漁の片付け
終えると11時頃だからご飯です。」

「少し休んで。海の朝が早ければ畑はしないけど
午後は畑の掃除や日頃の始末をする。父さんは網っこ繕ったり」

「陽が沈むと何もみえないから、明るいうちに夕飯にして
片付け終わったらカラダを伸ばしたり、縮めたり、息を全部吐いてからふわあ〜って」

「もう8時には寝ていますよ」
と。

ー驚いた。
ヨーガの「ヨ」の字も習っていないけれど
恵みいただく暮らしの循環には
ヨーガの体操も
ヨーガの呼吸も
がんばり、ふんばりのムドラーも
食事の時間も
肉体的な規則的な運動も
みんなパーフェクトに入り込んでいました。

合掌
合掌

東京生まれ、東京育ち、何でも与えられ、好きなことをさせてもらい
あらゆる教育、習い事、何でも何でもしてきた私です。
言葉にならない感動と学びを経験しました。

合掌

これから、ヨーガを伝えたり経験を深める私にとって
『織り織りのうた』との出会いそのものがうたとなったのです。
日本国とのうた、
この大地と太陽と海と星と月、空とのうた
母ちゃんのうたです。

紹介 織り織りのうたプロジェクト
三陸いわて被災地から手仕事を! 「織り織りのうたプロジェクト」は被災地の手仕事を生かすため立ち上げられた支援プロジェクト。東京狛江市と岩泉町の女性たちが紡いだ絆。古布リサイクルの裂き織りヨーガマットや甲あて編みが被災地の女性たちによって織られています。

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