三年ぶりのシンフォニー(その1)

オモトの「熊の鼻」展望より


森と水の町 岩泉町へ 三年ぶりの来訪でした。こんなにも時が経ったのですね…
5/12-13 青く澄んだイーハトーブ盛岡の早朝も気持ちがよく 目覚める前から心地よさがわかっていたのか…頬をピンクにして目覚めました。

9時半盛岡を出発 岩泉町の山人へ、海人へ〜 向かいました。

山へ入ればやっぱりスゴかった😊  自然の勢いです。
清々しい気持ちをいただくのですから不思議です。

盛岡から🚙30分走ると本州一の寒冷地 岩洞湖。
車を降りて水辺まで行きました。斉藤さんと写真をパチリ🎞斉藤さんのことはまた後でゆっくりご紹介します。

今回の一番の来訪目的は
織手さんと、織手さん希望の斉藤さんとの顔(手)合わせ。
わたくしの心は早々と勝手に、新しい織手さん誕生か?!と、早くも心弾むシンフォニー。

午後1時 工房到着

織手 久米子さん 春一番のよもぎ餅を作ってくれていました😻😋
山で摘んだ蓬の新芽。餅米から挽いた粉。種から育てた小豆の餡子(あんこ)。「オラが作った材料でつくったよ〜 どうだかね〜!」と、そのお顔の方が甘くて柔らかな饅頭でした(笑)

この日は当時の対談に。
2011年3月11日のこと。その後のこと。



明日12日は朝から一緒に手織りマット作業を一緒にしようと約束をして別れました。

午後4時 わたしたちはオモト海岸を見て(上写真)回りました。
びっくり!

海岸脇に大山になっていたゴミやジャリの山。6、7年はそうでした。その大積みの山がなくなっていました!そして…そこに広がるのは小さな小さな松林。あゝ…昔の黒松林を想い、やさしい風を懐かしんで、祈るように植えられたのでしょう…。

さまざまなある復興の姿。海はすっかりコンクリートで固められ堤防で囲まれました。こうして松を植えた昔ながらの堤防の役目も果たした、完全でないかもしれないけれど、これこそが宇宙の平和の循環への活動だと感じ、見つめました。

2012年3月10日の松林

2022年 一本の残された松が真ん中に、周囲には小さな小さな松林


主人の父の実家のオモト町。
かつては毎年お盆に来訪。
黒松林は海から潮風を心地良い風に変える、いい風が入ってくるんだあ〜🎐
優しい風がオモト地区の家々を通り抜けていました🎐🌊

海があって、砂浜があって、堤防があって、そして民家との間に松林がある。そんな風景の街並みでした。暮らす人たちの先祖からの智慧。

夕暮れ
当時被災者の避難所だった龍泉洞温泉に入りにゆきました。

美しい鍾乳洞はまた次の機会に。

5月12日を修了して
次のお話しは(その2)をどうぞ

紹介 織り織りのうたプロジェクト
三陸いわて被災地から手仕事を! 「織り織りのうたプロジェクト」は被災地の手仕事を生かすため立ち上げられた支援プロジェクト。東京狛江市と岩泉町の女性たちが紡いだ絆。古布リサイクルの裂き織りヨーガマットや甲あて編みが被災地の女性たちによって織られています。

コメントを残す